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ネットビジネスで成功する要因の一つとして、モチベーションを高く保つということがあります。

 

しかし、並大抵の精神の持ち主でないと、モチベーションを高めることは不可能です。

 

それは、貴方の精神が弱いとか、そういうレベルの話ではないのです。

 

ちょっと長いですが、モチベーションに悩んでいる方は、是非、最後までお読みいただければ、きっと意識が変わると思います。

 

大切なことは「目標に向かう過程」で自分の成長を発見すること

90年代後半、私は初めて、「フルマラソン」に挑戦する決心をしました。
フルマラソン完走は長年の夢で、人生の目標として達成したいことの一つでした。

 

ただ、当時の私はジムやウェイトトレーニングは好きでしたが、走ることは得意ではありませんでした。
私にとってマラソンを始めることは「快適ゾーン」の外に踏み出すことになります。

 

トレーニングを開始して、数ヵ月後、何とか「ハーフマラソン」の距離をコンスタントに走れるほどまでになりました。
さらに数ヵ月後、トレーニングを続けました。雨が降ろうと、寒かろうと関係ありません。

 

4月に行われる「マラソン大会」まで残りあと6ヶ月。
どうしても出場したかったので、何が何でもトレーニングをやりぬくしかありませんでした。

 

そして大会に出場して、42.195キロを完走することができました。
タイムは平凡なものでしたが、ゴールしたときの、圧倒されるような高揚感、達成感を味わいました。
その素晴らしい感覚は一時的でしたが、それでよかったのです。
最終目的は達成感を味わうことではなかったからです。

 

私が目標を設定する目的はそれを達成する為ではなく、そこに向かう過程で、「自分がどのような人間になれるのか」を発見する為だからです。

 

マラソン完走がゴールではなく、その過程で、私が自制心を高め、より強靭に、より健康に、より活力に溢れる人間になる。
そのことに価値があるのです。

 

「達成する方法がわかる目標」は、目標として小さすぎる

その後、他のフルマラソンを完走し、成すべきことを成し遂げたと思っていました。

 

でも、肉体面において、「一つを達成すれば次のレベルが必ず現れる」ものです。
人生は安定した状態が永遠に続くことはないようです。
次に目指すべき目標がすぐに現れました。「サハラマラソン」への参加です。

 

サハラマラソンは「世界一過酷なマラソン」です。
世界中から集まった参加者が、地球上でもっとも厳しく、あれた地形の一つである「サハラ砂漠」を7日間かけて、250キロの走破に挑戦するのです。

 

しかもルール上、「全工程で必要となる食料や道具」はすべて参加者自身が担いで走らなければなりません。
荷物の重さは約20キロ。
昼間の気温は50度近く・・・。
夜になれば凍えるような寒さです。

 

すさまじい砂嵐に吹き荒れ、巨大なサソリの蠢く砂漠を走る、こんなレースい参加するのは、「正気の沙汰とは思えない」と思う人は多いでしょう。
私自身、何度も同じように考えました。

 

このサハラマラソンに出ることになったきっかけは、レースの8ヶ月前、私が敬愛すべき友人が「サハラマラソンに出る」と言い出したことです。
彼は長年の親友で、サハラマラソンのことをあれこれ話してくれました。
聞けば聞くほど走破してきたマラソンが「ひどく簡単」に思えてくるのでした。
気が付くと、私もサハラマラソンを次の目標にしていました。

 

私には次のようなポリシーがあります。
「達成する方法がわかる目標は、目標として小さすぎる」というものです。
どうすれば完走できるか想像もつかないサハラマラソンは「このポリシー」にもピッタリの目標でした。

 

新しいことに挑戦するときは「メンター」を探す

レースは8ヶ月先ですが、イメージさえ出来ないくらい「極めてスケールの大きな困難」に取り組むという決意は、実に「パワフル」なことでした。

 

決心するとすぐにわくわくし始めました。
でも次に恐怖が襲ってきました。
ということを繰り返しました。

 

「ゴールする瞬間の感覚」を想像すると、鳥肌が立ちました。
そして絶対にやってやるぞ!と決意を固めました。

 

私は3年前にサハラマラソンを走った人に「トレーニングのメンター」となってもらいアドバイスをもらいました。
彼は私をあらゆる形で支援してくれました。
彼の支援が無ければ、レースでの成功はありえなかったでしょう。

 

「何かあたらしいこと」を始めた時は、やる気が持続できなかったりします。
そんなとき、メンターや友人が側にいてくれたら、どれだけ有利であるかわかりません。
彼はまさしくそのような存在でした。

 

「適切な人と組み、助けてくる人と適切なタイミングでつながる」と1+1が11となります。2ではないのです。

 

一歩を踏み出した人の9割は、突き進むことができる!

ついに「サハラマラソン」のレースのときがやってきました。
私は他の出場者とモロッコに飛びました。
到着した日は豪華なホテルに宿泊しました。
地の果てに放り出される前の、最後のぜいたくです。

 

その夜、私は部屋でテーブルに足を強くぶつけて、指と指の間にけがをしてしまいました。
10分間も血がとまありませんでした。

 

一瞬、「こんな怪我で走れるんだろうか?」という弱気な思いが頭によぎりましたが、「今更後戻りできるはずがない」と思いなおしました。
一歩踏み出したら、もうつべこべ言わず前進するしかないのです。

 

実際、飛行機に乗る前にレースをキャンセルした人の数は、レース中にリタイアした人の10倍。
つまり多くの人は一歩も踏み出さずに諦めてしまったのですが、逆に言うと一歩踏み出した人の9割は、突き進むことが出来ているのです!
これは「非常に深い教訓」でした。

 

レース開始当日は、5時半に起床。ちょうど日が昇り始めていました。
荷物の再確認をし、靴をはき、いよいよスタートです。

 

1日目の25キロは、ほんの足慣らしのコースでした。
2日目、3日目と厳しい暑さの中、それぞれ42.195キロのフルマラソンを走りましたが、さらに4日目はどんな準備も無意味になるほど「過酷」でした。

 

この日はフルマラソンの2バイオ距離である84キロを1日で走らなければならないのです。

 

しかし問題がおこりました。
前日、水を節約するために、食事中に十分な水分を取らなかった為、胃をやられ、「食中毒」のような状態になってしまったのです。
早朝5時に目覚めましたが、体は弱り、リュックを持ち上げることがさえできません。

 

しかし私は覚悟を決めていましたので、何とかリュックを背負い、出発しました。
とはいえ、最初の4時間はほとんど走ることなどできず、みんなに抜かれ、私は一人ぼっちになりました。

 

夜8時になり、日が暮れ始めました。
走ったのは、まだわずか32キロ。
その晩のうちにあと約50キロを走らなければならないのに・・・。

 

24時間何も食べていなかったので、ひもじく、寒く、孤独でした。
座り込み、泣き出しそうになりました。
そこへ聞こえてきたのは「心の囁き」です。

 

「もう十分やった。ここでやめたっていい。家に帰ろう。発炎筒を放てば、救助のヘリが迎えに来て、ホテルに連れて行ってくれる。暖かい食事と飲み物が待っている」

 

他人にどんな貢献ができるのかがモチベーションを高めるカギ

私は発炎筒を放ち「途中棄権」しようとしました。
その瞬間「驚くべきこと」が怒りました。

 

日暮れの砂漠に物音が聞こえてきました。
見ると50メートルほど離れた私の右側を、60歳代の「盲目」の男性が走っており、私を追い越していきました。

 

目の見えないその老人は、手首を結わえられた縄で、ガイドに導かれていました。
ほとんど歩くような足取りで、黙々と去っていきました。

 

私は仰天しました。

 

明らかにアスリートではない、盲目の老人。
彼がなぜ、この「世界一過酷なサハラマラソン」を走るのだろうか?

 

目の見えない彼は自分の足元を見ることができないのです。
私がくじけそうになったとき、何度も力づけてくれていた、この雄大な自然美すらも見ることができず、ただとぼとぼ進んでいるのです。

 

度肝を抜かれた私は「彼が走る理由を絶対に聞かなければならない!」と思いました。
でも、そのためには彼に追いつかねばなりません。

 

私はすぐさま彼の後を追いかけました。
その後、彼の通訳でもあるガイドを通して、彼の「身の上」を聞きました。

 

ガイドによると、彼は数年前に癌で弟をなくし、以来毎年このレースに参加することで資金を集めて、弟の治療をしてくれた「病院」に寄付しているということでした。

 

私は絶句しました。

 

彼は「自分の為ではなく他の人の為に走っていた」のです。

 

その瞬間私はモチベーションを取り戻すカギを見出しました。

 

そう、「自分の為ではありません。他人にどんな貢献ができるのか、ということがモチベーションを高めるカギ」だったのです

 

彼からの大いなるインスピレーションのおかげで、私は内なるパワーにアクセスすることができ、前進する力を得ました。
その日のマラソンを走破し、結局レース全工程を完走できました。

 

完走したときの「感動」を今でも鮮明に覚えています!!
「素晴らしい贈り物」を与えてくれた、盲目の老人に私はずっと感謝したいと思います。

 

ここまで・・・・・・

 

 

いかがでしたでしょうか??

 

ちょっと長文ですが、これは私の実話・・・ではなく、ある書籍の本文の一説です。

 

ネットビジネスに特に関係があるわけではない、この書籍は「自分を超える法」といいます。
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